もうじき断食明けのお祝いレバランだ!
日本ではオリンピックで盛り上がっていたようだけど、インドネシアではさっぱり・・・インドネシアは
唯一金が狙える国技のバドミントンが「無気力試合」で失格になり、まさかのメダルなし!
結局銀1、銅1でオリンピックを終えたよう。職場などでオリンピックが話題に上ることは全くなかった。
オリンピックも終わり、日本はお盆休みに入って、みなさん故郷や、リゾート地で夏休みを満喫している
頃かな?
私とタンタンは、レバラン(断食明けのお祝い)のための2週間の休暇に入った♪
でも、カトリックの幼稚園に通うカリンコロは今週まで通常通り登園!
ラマダン(断食月)のシンボル大太鼓
モスクの入り口に置いてある大太鼓
ラマダン中はモールやホテル
などにもこの大太鼓の飾りが
飾られている
長期休みに入る前日は、大学の外国文学学科で、その日の断食明け祝いの持ち寄りパーティーが
大学の教室で家族同伴で開催された。
久しぶりに海苔巻きを作ったのだけど、具が真ん中に来なくてどうも不格好な出来・・・それを
大皿に三皿作って持って行く!一皿をテーブルに置いて、次のお皿のラップをはずして置こうと
思ったら、なんと一皿目はすでに空!おう!さすが断食明け!みなさん素晴らしい食いつき!
見かけの悪い海苔巻きでも三皿あっという間になくなってしまった。
これはインドネシアのお祝いごとなどに
必ず登場するナシクニン(黄色いご飯)
豆で「日本語」と書かれている
一番上を切り取って、その日の
主役(または一番偉い人)などに渡す
儀式がある。この日は日本語学科長が
切り取って、学部長に渡したのだけど
学部長が、それを私にくれたので
遠慮なくいただいちゃう!
そのパーティの日が
お誕生日の子のお誕生会もあった!
インドネシアで今とっても人気の
レインボーケーキ!
わお~すごい色!
味もすごいかった~!
レバランまでカウントダウン!みんなレバランノ準備で忙しそう!
スーパーやモールは
どこもかしこも人だらけ!
新しい服をレバランの2日間分
それも、上から下まで全身分+お祈り用を
家族全員分買うらしい!
それと、贈り物、お菓子などなど
モールの駐車場には
大量の買い物袋を持った人がいっぱい!
1年で一番の大出費期間!
このラマダン(断食月)のクライマックスであるレバランは、今年は19日が1年の終わりで、20日が新しい
年の始まりということで、この2日間はみな故郷に帰り、家族、親戚が集まってにぎやかに過ごすのだそう。
そして、1年の自分の過ちを詫びるのだそう。
やはり!インドネシア文化は「謝り文化」なのだ。
日本でだったら「1年間いろいろお世話になりました。ありがとうございました。」と言いそうなところ
インドネシアでは「1年間、間違ったことがあったらすみません。」と詫び、相手が許してくれたら
1年の過ちが0に戻るので、気持ちよく新年が迎えられるのだそう。
日本の「相手の行為に感謝」する文化に対して、「自分の行為を詫びる」のがインドネシアの文化なのだ。
先週の、中学校のイベントの最後にも謝られたけれど、大学でも何か終わった後には、たいてい
「何か間違ったことがあったら、すみません。」と言われてきた。その都度、何か間違ったことって
具体的に何よ!?何を間違ったかも自覚してないのに、ただ決まり文句を言っているだけじゃあ
次にも同じ間違いを犯すんじゃないの?本当は悪かったなんて思ってないんじゃないの?と
いうイヤ~な気持ちになってしまっていた。
日本人としては一言「ありがとうございました。」と言われるだけで気持ちがスッキリするものなんだけど、
インドネシア人としては謝って許してもらわないとスッキリしないんだろうな・・・。
レバランに配るお菓子の詰め合わせ
この絵のように両親や夫にひざまずいて
1年の過ちをあやまるのだそう
1年の自分のしたことなどを思い出して
涙が出るのだそう
そして、許してもらってまた泣くのだそう
感動のクライマックスまであと1週間!
レバランと関係ない人々のまったり生活
インドネシア中がレバランに向かってまっしぐらの中、まったく関係のないモスリム(イスラム教徒)以外の
人たちはどうしているのだろう?
我が家は、変わらず・・・というか、断食のお陰で、小学校も大学も終わりが早くなっていたので
いつもにも増して、時間がゆったり!
しかも、タンタンと私は2週間のOFFまで♪ のんびりとした日々を過ごしている!
スイスイ水曜日はいつものように
プールへ!
今は工事中のホテル
2階建てのホテルの壁だけぶち抜き
その上に4階建てを作っている
今、プルオケルトは建築ラッシュ!
大きなモールも建築中!
家のすぐそばには大きな公園も!
ここにいる間に完成するかな~
日本は猛暑のようだけど、
こちらは湿気がなく過ごしやすい
このプールの日は寒くて寒くて、
カリンコロとナディはとっとと止める!
タンタンは唇が紫に!私は水が冷たい
からか両足つっちゃう!
あまりの寒さに、温かいものが食べた~い!
と町で唯一の日本食レストランへ
しゃぶしゃぶを食べに行く!・・・でも・・・
「野菜ばっかりや~ん!肉がないや~ん!」
と泣くような野菜しゃぶしゃぶでした!
タンタンの小学校には有料の課外授業がある。今学期からはタンタンもそれに参加することに。
その課外授業が先週から始まった!
バドミントン、バスケ、水泳、武道、ピアノ、絵画の中から、タンタンが選んだのはピアノとバスケ!
ピアノにはびっくり!日本で習っていたときは全く練習をしなかったのに・・・日本に帰った時に
グループレッスンで一緒だった仲良しのRay君と同じクラスに戻れるように習いたいと言いだす。
そうか~そんな気持ちがあったんだ~じゃあ、頑張って!と送りだしたら、なんとレッスンは10分!
しかも、「ドレミ~ドレミ~♪」レベル・・・これじゃあRay君と同じクラスは無理だね・・・。
バスケは、帰って来るなり「むっちゃ楽しかった~!」と!聞けば「ダイエットのために来てる子ばっか」
らしい。つまり、ぽっちゃりちゃんばっかりで、しっかり走れる子がいないので、パスが全部タンタンに
回って来て、大活躍できて楽しかった様子!どちらもレベル低~!まあ、本人が楽しければいいよね~
すっかりバスケに夢中!
学校のバスケットの練習には
マイボールを持って行かなければ
ならないので、ボールを買いに
行って、なんとゴールまで買っちゃう!
庭でバスケットができる生活なんて!!
一緒にバスケをやって遊んでいたら
四半世紀以上前のバスケ部魂がつい・・・
本気になっちゃってタンタンを押し倒して
大ヒンシュク・・・
今週からカリンコロを7時に見送った後、
タンタンと住宅地内でジョギングスタート!
朝の涼しい時間で気持ちがいい!
バスケの朝練のようにパスをしながら
走る二人!
かなり汗が出る~!
ダイエット効果は!?
インドネシアで見つけた「おもしろ日本語」!
インドネシアには、想像以上に「日本語」が氾濫している!
それが、ちょっと???だったりしておもしろい!
日本食は、インドネシアのどこにでもある。この小さな地方都市にも日本食レストランがあるくらいだ。
そして、この「いち弁当」が
この町一番のモールのフードコートの
中に入っている
子どもとナディは一度食べたらしいけど
「二度と行かない!」と絶対に食べようと
しないもので、私は未体験の味!
「弁当」という日本語はかなり浸透している
かっぱえびせんもどき
「oishi」
さすがはインドネシア
かっぱえびせんの唐辛子味
辛いんだけど、やっぱり
やめられないとまらない味
おいしいのかな?この
「すいじょうきじゃがいも」のビスケット
「レーンボー」もすごい!
こんな感じのへんてこ日本語が
氾濫している!
ほとんどが中国製品!
日本語表記にした方が
売れるのかな?
日本語で表記されていることが、食べ物と並んで多いのが「化粧品グッズ」
日本といえば「美容」のイメージがあるのかな?
化粧品コーナーはおもしろ
日本語の宝庫!
「刀をまぐわで地をならします」
というかみそりの横には
「美しくカシト流行のを肌で感じ、
あなたのしさに装いを」のはさみ
その横には
「耳は掘ります」の耳かきが・・・
店内で声を出して一人笑ってしまった!
有名高級石鹸「しんずい」
こちらには「しんずい」ブランドが
あって石鹸、シャンプーなど
ちょっと贅沢な商品
「しんずい」ってどういう意味?
と何人もに聞かれたけど
真髄?神髄?心髄?なんなの?
色白=美しい
という感覚が日本以上にある感じ
日本人=色白=美しいとなるのか?
ごめんね~期待を裏切って!
インドネシアは匂い系大好きで香水が
たくさん売っている!
子ども用香水もいっぱいある!
これが最近売り出された
香水「まきよ」!
このネーミング!どうなの?
おしゃれなお姉さんのファッションごとに
香りも違っている
日本=ファッショナブル=原宿ファッション
「原宿ファッション」ってどんななの?
美容関係以外は「便利グッズコーナー」によく日本語を見かける。
日本の100円ショップで売っているようなものによく日本語表示がしてある。
でも、これは?
レンジでチンできる洋服掛け?
「野菜の下ごしらえに便利」って
これをどうやって?
おそらく、外国の工場で生産して
出荷するときに商品タグと商品を
付け間違ってしまったのだろう・・・
こんな田舎町でも、お店に行けばいろいろなところで「日本語」を目にすることができる。
では、このプルオケルトの町にある「日本名のお店」をご紹介!
kireina
こちらは美容関係のお店
「kirei」ではなく「na」まで入って
いるところが、なんだか魅力的!
FujiRO「フヅロ」
何屋さんかはわからない・・・質屋のような
気もするけど・・・
コピー商品などが置いてある
絵からも「富士山」の「FUJI」だと思われるけど
「RO」は何か?
一郎、太郎とかの「郎」では?
つまり「富士郎」なのでは?
ginza
靴屋さん
やはり、ファッションと美容関係に
日本の名前をつけるところが多いよう
Bu sumo(レストラン)
Bu=年上の女性に呼び掛けることば
なので「相撲おばさん」みたいな感じ!?
お相撲さんは男性だけなんですよ~
こちらでは、肌を見せるのはタブー
なので相撲の写真を見せると
どよめきが・・・文化紹介できない!
それで、相撲の知識が全然ない!
だからって、女性にしなくても・・・
こんな感じで、インドネシアの小さな地方都市にも「日本語」がたくさんあるってことに驚かされる!
ちょっぴりヘンで笑えちゃうけど、「日本語」に対するイメージが「日本語表記」=「いい商品」という
感じに受け取れるのが嬉しい!日本まだまだがんばってるぞ!